テストネットイベントQ&Aコーナーでいただいた質問の回答

先日テストネット先行公開イベントにご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました!Q&Aコーナーで多数いただいたご質問に開発チームが改めて回答しましたので共有します。

また、追加でご質問がある場合はぜひこの #feedback カテゴリに新規投稿してみてください。

Mizuhiki スイート全般

Mizuhiki(ミズヒキ)スイートは、JSCの基盤上に構築される、オンチェーンID管理・コンプライアンス・リスク管理をモジュール形式で提供するツールです。

Q1. Mizuhiki スイートはすごくいいコンセプトだと思いました。一度限りではなく継続的なeKYCが必要と考えますが、その点はどのように考えていますか?

A1. はい、現在はユースケースごとにマイナンバーカードのタップが必要と考えております。犯収法では本人確認した事実を別のユースケースeで流用することが基本的に認められていません。将来的にVCでの本人確認が認められた場合は、一度のみマイナンバーカードでタップをし、以降別のユースケースではVCでのeKYCを実施できるようにしていきたいと考えておりますが、まだPOCを進めている状況です。

Q2. Mizuhiki スイートは完全に無料なのでしょうか?

A2. 目標は、Japan Smart Chain上でMizuhiki アイデンティの基本機能を無料で提供することです。一人でも多くのユーザにweb3の世界に入っていただき、web3のユースケースを広げていきたいと考えております。

Q3. Mizuhikiで承認されているアドレスであるかを判定するには、SBT(NFT)を保持しているのかどうかを判定すればいいのでしょうか?

A3. Mizuhiki Verified(認証)トークンは、ユーザーがKYCを完了し、制裁およびASF審査に合格したことを意味します。当然ながら、これを信頼性の指標として使用できます。ただし、ご自身のアプリケーションが規制対象でない場合、SBT保有者に限定する必要はありません。

また、私たちはブロックチェーン分析のさらなる連携にも取り組んでいます。アドレスの履歴を確認し、そのアドレスに関連するリスクレベルを評価することで、SBTがなくても安全に取引を行うことが可能です。

Q4. マイナンバー以外のカード(海外であれば運転免許証)もKYC→SBT発行に対応する予定でしょうか?KYC済みのユーザーしか使えない、となるとユーザー数を爆発的に増やすことは難しいと感じます。

A4. KYCは規制対象のケースの場合のみ必要です。友達にJETHを送金したり、他のトークンやミームコインを購入したり、スマートコントラクトとやり取りしたりする際は、検証を完了しなくても自由に利用できます。

Mizuhiki アイデンティティは、KYCの方法を厳格に定義している日本の規制に完全に準拠する予定です。デジタル庁の2024年6月版工程表(ロードマップ)では、eKYCの方法としてマイナンバーカード(JPKI)に一本化していくことが示されています。

Q5. Mizuhiki プロトコルのアーキテクチャの概要を教えて頂けないでしょうか?スマートコントラクトなのでしょうか?

A5. Mizhiki スイートは単なるスマートコントラクト以上のものですが、当然ながらスマートコントラクトを利用してDID(分散型ID)とソウルバウンド・トークンを発行しています。Mizhiki スイートでは可能な限りスマートコントラクトを活用しますが、個人情報の取り扱いには注意が必要であるため、すべてをスマートコントラクトにすることはできません。

Q6. Mizuhiki アイデンティティがパスポート代わりになる未来はきますか?きたら胸熱すぎます!

A6. それについて多く議論しているわけではありませんが、可能性はあります!例えば、パスポートがデジタル化される可能性などです。日本ではすでにマイナンバーカードや運転免許証をAppleウォレットに移行する動きが見られています。ですが、私たちは政府発行の身分証明書を置き換えることを目的としているわけではありません。単に、個人情報を過剰に開示することなく、オンチェーンでコンプライアンスに準拠した取引を容易に行えるように利用したいと考えています。

Mizuhiki App / Uniswap

Q7. UniSwapで独自のトークン契約を発行することはできますか?

A7. はい、すべてのユーザーはUniswap契約を使用してカスタムトークンを設定できます。これはEthereum上での操作と同じです。インターフェース上でカスタムトークンをインポートすることも可能ですが、その表示はご自身のブラウザ内でのみ可能です。もし公式のKaiganインターフェースにカスタムトークンを追加したい場合は、ご連絡いただければ追加します。

Q8. Android版をリリースする予定はありますか?

A8. 現時点では、Android版をリリースする予定はありません。理由は、汎用的なSDKの開発に注力したいと考えているためです。ただし、Androidアプリに十分な需要があれば開発可能ですので、ご要望をお知らせください。

Kaigan / Zerotrust / JSC

Q9. ブロックチェーントリレンマのうち安全性は高そうですが、分散性とスケーラビリティがどう担保されるのか気になります。

A9. 分散化には段階があります。JSCの場合すべてのバリデータが日本に拠点をおいているため、Ethereumのようなチェーンに比べると分散化の度合いは確かに低いと言えます。スケーラビリティは、Ethereumと同等か、場合によってはそれ以上になる可能性があります。これは、世界規模の通信を処理する必要がないからです。